MARCHは高学歴じゃないのか、高学歴の定義とは

巷でよく見かける「MARCHは高学歴じゃない」という検索キーワードの候補について触れることにする。

高学歴とは何か

そもそも、高学歴というのはどの程度の偏差値の大学を卒業したから高学歴、ということではなく、卒業した学校の区分によって高学歴であるか否かを判断していました。

卒業している学校の区分が、中卒である、高卒である、大卒である、大学院卒である、という区分で高学歴であるかどうかを定義する。

つまり、大学院卒であれば高学歴で中卒であれば高学歴ではないということになる、というのが本来の高学歴の定義です。

卒業する大学の偏差値で高学歴と定義する

2025年現在、大学は全入時代と言われ、大学への進学を希望すれば誰でも大学へ進学できると言われています。Fランク大学と呼ばれる、誰でも入学ができるような大学の数もかなり増えたためそういった事が言えます。

誰でも大学に進学できるようになると、「大卒」というだけで学問とちゃんと向き合った人だということの証明が難しくなります。そういったこともあってか、昨今では卒業している大学の学力レベルに対して高学歴という表現をしています。

偏差値の仕組みとしては偏差値50前後が最も人口が多い

大学進学希望者のうち、模擬試験を受験した人たちの中での学力の最頻値は偏差値50になります。

要するに大学進学を考えている学生で最も人口が多いのが偏差値50前後の人たちです。

偏差値50より高い大学なら高学歴だが偏差値50前後より頭一つ抜けるMARCH関関同立あたりからが高学歴

偏差値の仕組みから言えば、偏差値50よりも高い偏差値でなければ入学できない大学を卒業していれば高学歴です。

その観点で見れば、日東駒専は偏差値50を超える学部もあれば50を下回る学部もあるため、高学歴であるか否かの議論としては高学歴と分類しにくい、というのが実態だと思います。

MARCH関関同立は、偏差値50を下回る学部はほとんどなく、偏差値60近い学部がほとんどであるので日東駒専とは入学難易度が異なります。偏差値的な観点から見ればMARCH関関同立からが高学歴というのが多くの人の意見になると思います。

大学受験の偏差値50は大学進学希望者の中での偏差値50

大学受験における偏差値50は大学を進学して勉強することを目的としている人たちの中での偏差値50です。大学進学を希望していない人たちも含めた上での偏差値ではないので、大学受験で偏差値50ということは大学受験者の平均ということになり、その観点からすれば偏差値50の大学を卒業していても高学歴とみなしても問題はないと思います。

一部の大学を高学歴と思うかどうかは評価している人の学力によるので主観的評価でしかない

東京大学を卒業している人からすれば、MARCH関関同立レベルの大学を卒業している人は多くの受験科目を捨てた怠惰な人たちに見えるかもしれません。

MARCH関関同立レベルの大学を卒業した人たちから見れば日東駒専やそれよりレベルの低い大学を卒業している人たちは勉強が苦手か、大学受験に関心がないものと思うかもしれません。

どの大学が高学歴で、どの大学が高学歴ではないかというのは、意見を述べる人の主観にすぎません。気にしてもしょうがなく、気にすべきは本当に大学を卒業するに足だけの学力があるかということと、大卒なのか大学院卒なのか、また、卒業している大学の区分で自分の立場がどう変わるかです。