学校の教材が大学受験に対応していないケースについて

筆者の体験談でもありますが、学校の教材が大学受験に対応していないものであるということはしばしばあります。

学校の教材を真剣にこなしたが模擬試験のスコアは一切上がらない。なぜなら大学受験の範囲をフォローしていない参考書だから

筆者は地方の偏差値50程度の公立高校出身ですが、学校から提供されている英単語帳に掲載されている英単語と英文を全て暗記してもセンター試験模試(今で言う共通試験の模擬試験)で得点率50%を超えることすらできないくらい、本番の英語の試験に出題される英単語を網羅していない単語帳を使用させられていました。

学校の教材がセンター試験(今の共通試験)の過去問に出題されている英単語を一切フォローしていないことに気がつき、インターネットで調べて評判の良かったターゲット1900を購入。夢中になって単語を覚えた結果、模擬試験での得点率が70%を超えた。

英語だけでなく、社会や理科、そのほかの科目についても学校指定の教材は大学受験に対応していないことが私が高校３年生の時に気が付きました。

社会人となり、30歳手前の私からみて、おそらく偏差値50程度の学校は生徒にまともに大学受験、少なくとも「一般」と呼ばれる区分での大学受験をさせることを想定していないのだと思います。

私の母校では多くの学生が指定校推薦で大学へ進学しました。大学進学者のうち実に半数程度の学生が指定校推薦で大学に入学していたような印象があります。

学校の先生とて組織人です。個人ではありません。学校の方針や考え方を大事にするのが先生というものです。偏差値50程度の学校の考えることは何かというところに焦点を当てれば、彼らが大学受験に対応した教材を学生向けに提示することはありません。

「インターネット」の話は鵜呑みにするな、ってなんですかね？と思いませんか。まず主語が大きすぎるんですよ。

「インターネット」には、例えばx.comがあって、そこでは世界一の経済・軍事大国のアメリカ合衆国大統領も発言していますし、世界一のお金持ちだって「インターネット」で発言しているのです。

もちろんこの「インターネット」には嘘も書かれることもあります。ただそれは現実世界でも同じことです。

「インターネット」だから信用するしないではなくて誰が何をいっているかで判断するのが常だと思います。

「令和」という時代だからもうそんな変な大人はいないかな、と期待はしてますが筆者が高校生の頃はインターネットの意見はめちゃくちゃだという大人が大多数でしたね。そんなこと言ってる大人の方が野蛮だと当時私は思いました。

以下の資料はGoogle検索セントラルという、Googleが公式に用意しているWebサイトを管理している人たちが自分のサイトを検索されたときにどうしたら上位表示されるかをまとめている資料です。

GoogleはGoogleが掲げる10の事実という以下のページにあるようにかなり健全な検索結果の提供に尽力しています。

2025年現在、Googleで検索して得られる情報のほとんどは信用性に足る情報が多いというのが結論です。

EATを遵守したコンテンツは特に検索結果で上位表示されます。

先述の通り、Googleの検索結果は最適化されているので、Googleでの検索結果がおかしいということはあまりありません。

不適切なコンテンツは検索順位から下げられ、最悪の場合、Googleは不適切なコンテンツを検索結果から除外するということも行なっています。

もちろん、Googleの検索結果が全て正しいとは限りません。自分自身にあった適切な情報の選択をすることが大切です。

この検索結果によってどのような情報を得て、その後選択していくかということは今後の人生の糧になるはずですから、今のうちに身につけておくと得だと思います。