数学の公式をみて、難しくてなぜこうなるのか、ということが気になることはありませんか。
少なくとも筆者が数学にそれほど詳しくない状態だった時はよくなぜこの公式になるのかを考えていました。
高校生レベルの数学では説明しきれないものがあるので公式、として暗記させている
はっきり言って日本の高校数学は、アメリカの大学レベルの数学で、高校生の扱う内容としてはかなり高度です。
公式の内容を具体的に説明しようと思ったら数学のかなり専門的な要素に触れなくてはいけなくなります。そのため、どうしてこうなるかには関心を持たずにそのまま暗記してしまいましょう。
数学が苦手な学生の大半は公式の暗記ができない
数学を難しく考えてしまい、公式の暗記に至らないがために数学の試験で点数が稼げないというのが典型的なパターンです。
公式に対して苦手意識を持つ前に、一つの公式を見たら「こういう公式なんだ」と受け入れることも大切です。
公式がどうしてその公式になるか気になるなら数学科へ進学するのも手段
どうしても公式の証明がしたい、ということなら数学科への進学も手段です。
数学が役に立つかどうかは数学をどう使うか次第
数学を学んでなんの役に立つのか気にする人は今後の人生で数学を学ばなくてもよいと思います。ただし、数学ができないことで同じ会社の他の社員に迷惑をかけたり、お客様の足を引っ張る社会人になる可能性もあるので、数学を使わない仕事に就くことを覚悟できるのであれば数学不要論者としての人生を見据えていくことになります。
数学を使う仕事の例は以下です。
- 税理士
- 会計士
- 建築士
- 大企業の総合職
- 大企業の営業職
- エンジニア
- 他
数学が不要な仕事の例は以下です。
- 統計的な数字の分析が不要な仕事
- 複雑なお金の計算が不要な仕事
- 清掃員
- 受け付け
- 建築の現場仕事
- 飲食店のスタッフ(複式簿記などを使用しない業務)
- 警備員
- 事務
- 他
数学を使う学問
大学進学後も、学部によっては数学を使います。数学を使う学問は以下です。
- 理工学部の学問全般
- 経済学部、商学部、経営学部の一部の学問(統計学、会計学、マクロ経済学など)
- 医学
- 薬学
- 他