日本の大学は学部選びが進路に影響しにくい

医師や薬剤師、GoogleやAppleなどの一部のIT企業等をのぞいて、日本の新卒市場ではどこの学部を卒業しているかはあまり評価されません。

日本の大学を卒業していることは学力を担保していない

筆者の学歴は法政大学経済学部卒業です。大前提として法政大学の偏差値はそこまで低くはありません。しかし、講義の実態は出席していれば単位が取れるものがほとんどです。つまり言い換えると、日本の多くの大学はたとえ単位を取得して卒業していたとしてもそれは講義に出席して話をある程度聞くことができるということの証明にしかなっていないということです。

こうなることの一因に、特に私立大学はおよそ半数が大学受験をしていない、推薦入学者であることが原因ではないかなと思っています。法政大学も半分くらいは非一般受験経験者です。筆者は一般受験ですが・・・。

東京大学等一部の大学は学力を担保していると思われる

東京大学の講義のシラバスを確認すると、試験での単位認定が基本のように思います。私自身東京大学出身ではないので詳しいことは分かりませんが、おそらく、一部の国公立大学であれば学力を担保していると言えると思います。

学問の専門性より大学名での評価が高い

銀行の面接に行ったとします。その際、通常経済学部、商学部、経営学部、法学部の学生は銀行業務に関する専門性を学んでいるので当然銀行からは高評価が得られます。しかし、例えば法政大学理工学部出身で銀行の面接に行っても学歴面で高い評価を得ます。これは、一つの学問に真面目に打ち込めているから、就職してからも銀行業務に真面目に打ち込むだろうということで評価が高くつくということです。

かといって学部選びはどこでもいいかというとそんなことはない

大学名で評価されるのなら、じゃあ好き放題適当に学部を選んでいいか、というとそうでもありません。一部の会社では学部で何を学んだかまで評価するからです。また、大学4年間専門とする学問と希望している就職先の業界がマッチしていたほうがいいに決まっています。

学部の選び方

1番はやりたい学問を極めることです。やりたい学問と就職先はほとんど変わらないはずです。これまで生きてきた中で取り組んでも苦痛にならなかった学問に近い学問を専門にするとよいでしょう。