各学部ごとのMARCH卒業後に想定される進路情報

MARCHを卒業した後の進路に関する情報をまとめました。

日本の就職事情としては文系と理系でつくことのできる職業の差はあまりない

例えば医者になろうと思ったら医学部、歯医者になろうと思ったら歯学部に進学することが一般的です。というかむしろそれらの職業に入るには大学選びから考えないといけません。しかし、それらの一部の職業を除けば日本の多くの職業は本来専門的な学部を出ていなければつけない職業であってもいろんな学部からの採用を行っています。

このことから、日本では就職先選びにあまり大きく学部が影響することはないということが言えます。

学部選びに迷ったら法学部/経済学部/経営学部/商学部がおすすめ

MARCHの学部選びに迷ったら、法学部/経済学部/経営学部/商学部に進学しておくのが無難です。大学卒業後に一部の研究職などの専門的な職業につかない限り、基本的には会社員として会社が運営している何らかのビジネスに関わっていくことになります。会社で働くということはその働く会社が運営しているビジネス・事業にかかわっていくことを意味し、これは日本や世界の経済市場を理解した上で初めて活躍が見込めるものです。法学部や経済学部で学ぶことは、この会社組織が運営しているビジネスの仕組みを学ぶことができる学問であるため、特に進路が決まっていない場合には法学部・経済学部系の学部へ進学しておくことで社会人になってからの苦労を比較的減らしやすくなります。

田舎(地方)の公立高校はしきりに国公立理系を進めるケースがあるがこれは学校側の都合

地方の公立高校へ進学している場合は、学校の先生が成績優秀者にしきりに地方国公立大学への進学を進めます。これにはいくつか理由がありますが、大きな理由としては高校の進学実績として保護者に高校をアピールすることができるためです。

法学部を卒業して士業につく

MARCHの法学部を卒業して、士業に就職するケースについて考察します。

士業とは以下の職業です。

士業職業の詳細
弁護士法律を専門とする職業
公認会計士会社の会計業務を支援する職業
税理士税理関係の申請を会社が税務署に申請するのを支援する仕事
社労士会社で雇用している人の労働関係の法務を支援する仕事
行政書士行政に関連する書類の作成を代行する職業
弁理士商標や特許の取得を支援する職業
宅建士不動産に関する専門職
不動産鑑定士不動産に関する専門職

経済・経営・商学部系の学部を卒業して士業につく

経済・経営・商学部系の学部に関しても、士業につくのにおすすめです。経済学部を卒業していると、税理士資格の受験で優遇されるので、税理士を目指したい人は経済学部への入学がおすすめです。

経済・経営・商学部系の学部を卒業して就く士業職業の詳細
税理士税理関係の申請を会社が税務署に申請するのを支援する仕事
公認会計士会社の会計業務を支援する職業
弁理士商標や特許の取得を支援する職業